香貫山の植物  ニワゼキショウ (番外編 ピラカンサ)     

 香貫山の芝生や低い草原にスックと茎を伸ばして小さな花が並んでいる。ニワゼキショウ(庭石菖)だ。低い草原の中で一番背が高く、茎の天辺で太陽に向かって咲いている。従って、6花弁の小さな花だが人間が足元を見る目線から良く見える。端正で綺麗な花だ。
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                 (紅紫色のニワゼキショウ)
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                 (白色のニワゼキショウ)

 花は紅紫の方が大きい。どちらかを摘んで並べて撮影しようとしていたら、2種類が比較的近くに並んでいるのを発見した。
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                 (紅紫と白のツーショット)

 隣には黄色も有る。資料に、花色は紅紫や黄色もあるとあった。喜んでシャッターを押す。
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                (紅紫と白と黄のスリーショット?)

 しかし、良く見ると黄色の花は5花弁のニガナであった。黄色のニワゼキショウは香貫山、及びそれ以外でもまだ見た事が無い。
 群生している様子を花の高さから水平に見るとなかなか綺麗だ。
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               (白色ニワゼキショウの群生)

 群生している花の中に謎の花弁の結び目がある。
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               (一番左に花弁の結び目がある)

 この結び目の謎を解明する為に、開花進捗の異なる花を捜して推定する。
 ニワゼキショウの花の裏側は綺麗な紫の縦縞模様になっている。花を一つ裏返して写真を撮った。
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              (花の裏側は紫の縦縞模様が綺麗だ)

 受粉が完了して花が萎み始めると、先ずこの花弁が裏面を表に出しながら捩れ始める。
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              (花弁の裏面を表に出しながら捩れ始める)
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              (更に花弁を捩リながら折れ始める)
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              (全ての花弁が折れる)

 そして花弁がシッカリと締って、謎の結び目になる様だ。説明し損なっていたが、上の写真を含めて既に、濃い茶色のまん丸の実が生っている。

 登山道を歩き進めると舗装道路脇にニワゼキショウの1株が大きく茎を広げて生えている。
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           (舗装道路の隙間に陣取ったニワゼキショウ)

 荒地に生えると資料にあるが、こんな狭い地面から芽を出して、良くぞこれまで大きくなったと褒めてあげたい。左右に横たわっている一番長い茎は、それぞれ35cmあった。従って最大幅は70cmもある。
 芝生や草原でもそれぞれの株はこんな風に葉や茎を広げているのだろうか?戻って調べたら、1株で70cmも陣取っている株は無く、茎はあまり横に這っていない。陣取り合戦で仲良く境界を決めているのだろう。茎長は長いもので30cm、中間が15cm、一番短いもので10cmであった。資料では8cmまで、とあるが???
 
<ニワゼキショウ(庭石菖)>
  アヤメ科、ニワゼキショウ属
  名前の由来:庭に生え、葉の形がセキショウに似ている

<特徴>
  1年草
  5、6月咲き
  芝生や道端や荒れ地に生える  
  直径5mmくらいの小さな6弁の花をつける
  花は一日でしぼむ
  花色は紅紫や黄色もある
  草丈は8cmまで

《番外編》 ピラカンサの開花
 ピラカンサに付いては昨年末の12月30日に綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200612/article_23.html
 今年もピラカンサの花が見事に開花した。
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                (満開のピラカンサ)

 花は5花弁でオシベが20本、メシベの柱頭が5分割しており、それらがパッチリと開いていて、なかなかの美形の花だ。蕾も白くまん丸でこれもなかなか可愛い。
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                (ピラカンサの花と蕾)

 前回12月30日のブログに上の画像を追加しておく。

 きょうのウォーキングは香貫山で歩数は8,292歩、今週の累計歩数は43,675歩/4日。

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この記事へのコメント

2007年05月10日 22:42
こんばんは。5月になって、アヤメ科の花が次々咲いていますね。
うちもヒメヒオウギ、イキシア、アイリスなどがいま咲いています。クッカス、サフラン、シャガ、フリージア、イチハツ、ショウブ、グラジオラスもアヤメ科で、このニワゼキショウも葉が同じですね。
これは昔、運動場と呼ばれる原っぱで見て、小さい頃摘んで遊びました。去年帰省した折、空き家となった姑の庭にも咲いてきていて、可愛そうですが、せっせと抜きました。
花後の花びらの巻き毛の結び目、面白い形ですね。此処まで観察したことが無かったです~。裏の花色は縞模様で、それがこんな結び目を作り、種になるのですか?流石、観察力がなければこんな画像が出てきませんよね。庭のヒメヒオウギなどもそうなるか、観察してみます~。
そして逞しくも舗装道路では足を伸ばし、のうのうと寝そべってゆったりのんびりと名長~~く育ったのですね。此処が庭でなかったからでしょうか?満開のピラカンサはまっ白い雪を被ったみたいですね。バラ科でナナカマドの花も似ます。
2007年05月10日 22:53
コメントが間違って入ってしまいました、すみません。

ニワゼキショウの花弁か捩れながら結び目のようになる過程をしっかりと見させて頂きました、場所によっては結構沢山ある所も有りますので、私もこの捩れる所を探してみようと思います、しかし面白い形になるものですね。
plysima
2007年05月11日 00:50
ニワゼキショウは良く見かける花ですね。群生を真横から撮った写真、なかなか良いです。花もアップでみるとかわいいです。しかし、最後の”ど根性ニワゼキショウ”の大きさはすごいですね。
2007年05月11日 09:40
ニワゼキショウの花が群生している写真は、凄いですね。
こちらでは今は、あまり見かけませんが、子供の頃、高台の学校の芝生に沢山咲いていて摘んで遊んだことを思い出しました。ニワゼキショウの花の結び目も初めて見ました。久しぶりで会ったニワゼキショウの花は綺麗でしたし、嬉しかったです。
ピラカンサの白い花、こちらでも少しづつ咲き始めました。山ではピラカンサの花が満開のようですね。自然の中で咲いているピラカンサの花は、素晴しいですね。
寅太
2007年05月11日 14:13
ニワゼキショウがこんなに生えているのは初めて見ました。
そして花後のこんな形になるのは知りませんでした。
我が家のニワゼキショウは絶滅危惧種で、1年草を種子も取らないで毎年見ようというのが間違っているようです。
信徳
2007年05月11日 20:20
 恥ずかしながら始めての草花です。新潟、群馬の方では見かけません。私が見ていないのかも知れませんが・・・
デコウォーカ
2007年05月11日 21:25
一花さん、今晩は。
一花さんちの花壇にはアヤメ科の花も色々咲いているのですね!これからどれをブログアップするのか、悩むのかな?贅沢な悩みですね。
ヒメヒオウギも結び目を作るか観察してみてください。
デコウォーカ
2007年05月11日 21:32
OSAMIさん、今晩は。間違いのコメントは削除しておきました。
結び目のニワゼキショウを見つけてください。私の推測が正しいかどうかのチェックもお願いします。この花は一日花なので夕方見た方が結び目完了、結び目中も多くあり、良いのかなと今、気付きましたが・・・。
デコウォーカ
2007年05月11日 21:37
plysimaさん、今晩は。
ニワゼキショウを今回ほど時間を掛けて見た事は有りませんでした。何時もは、あ、咲き出した、で終わりでしたから。なかなかの美形ですね。
最後の”ど根性ニワゼキショウ”の大きさはすごいし、ふんぞり返っていましたよ。


デコウォーカ
2007年05月11日 21:42
杏さん、今晩は。
ニワゼキショウは昔、良く見かけましたよね。こちらでも住宅地ではあまり見かけません。子供の頃の遊びを思い起こしてくれる機会になって、良かったと思っています。ピラカンサは実も見事ですが、花も見事ですね。
デコウォーカ
2007年05月11日 21:46
寅太さん、今晩は。
こちらでも、ニワゼキショウは住宅地では最近見かけなくなりました。結び目は私も今回が初めてでした。面白い現象ですが、綺麗な模様と形で感心しています。
デコウォーカ
2007年05月11日 21:49
信徳さん、今晩は。
こちらでは、ごく普通に見る雑草扱いの花です。草花は環境に大きく関係されますから地方毎の差は有りますね。こちらでは雪国地方の草花は見られません。

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