香貫山の植物  サルトリイバラ(番外編 ヤマツツジとクルメツツジ)     

 香貫山の登山道脇の柵に寄り添うように伸びている枝が有る。良く見ると緑色した花が咲いている。調べたらサルトリイバラ(猿捕茨)だ。雌雄異株で、4月に葉腋から花序を出す。花柄の先に多数の緑色の花が付き、花弁は6枚で透明感のある緑色で先端は反り返る。
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              (雌花の雌しべ柱頭は3つに分かれる)

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              (雄花には6本の雄しべがある)

 ユリ科だと言うが、あの百合とは似つかない地味な花だ。蔓性だが、茎が巻き付くタイプではなく、マキヒゲで所々で固定させている。
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 棘は長くは無いが硬くて痛い。写真を撮り易くする為に蔓を掴んだが何回も痛い思いをした。猿を引っ掛けるには十分かも知れない。
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              (猿を引っ掛ける?棘)

 資料に「西日本では,カシワの葉の代用として,柏餅を包むのにふつうに利用される。葉が厚く、柔軟で破れにい。また、表面は無毛で光沢があり、餅がつきにくい。 」と有るが、普通のカシワの葉よりも大分小さい。柏餅のシーズンまでには、この葉がもっと大きくなるのだろうか?
         ---2007年5月6日のブログより転送開始---
《番外編》 その後のサルトリイバラ
 サルトリイバラ(猿捕り茨)に付いては4月6日に綴ったが、その後の姿を以下に載せる。
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            (緑の実が生って来たサルトリイバラ)

 端午の節句の季節になり柏餅を食べた。
 前回、サルトリイバラの葉は「西日本では,カシワの葉の代用として,柏餅を包むのにふつうに利用される。葉が厚く、柔軟で破れにい。また、表面は無毛で光沢があり、餅がつきにくい。 」と有るが、普通のカシワの葉よりも大分小さい。柏餅のシーズンまでには、この葉がもっと大きくなるのだろうか?と綴った。
 早速、香貫山の上の画像の一番大きい葉を測定したら、10cm×9cmであった。昨日食べた柏餅の柏の葉は15cm×14cmで、やはりサルトリイバラの葉の方が小さい。もっと大きい葉が出来るのかな???それとも品種が違うのかな???

             ---追記開始---
 この日の一花さんからのコメントで、サルトリイバラの葉をカシワの葉の代用とする時は上下1枚づつ使うと教えて戴きました。サルトリイバラの葉はこれ以上大きくならないと判明しました。一花さん有難う御座いました。
             ---追記終了---
         ---2007年5月6日のブログより転送終了---

         ---2007年8月27日のブログより転載開始---
《番外編》 その後のサルトリイバラの実
 サルトリイバラの花に付いては4月6日に綴った。その後、サルトリイバラの実に付いては5月6日に綴ったが、その後の実の状況を確認したので以下に載せる。
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                (サルトリイバラの実はまだまだ緑色だ)
 実は大きくなって来たが、まだまだ緑色だ。この実が赤く変化するのは何時頃かな?
         ---2007年8月27日のブログより転載終了---

 秋には1~2センチ大の赤い実が鈴生りとなり美しいと資料にある。秋に確認する事とする。

         ---2007年10月26日のブログより転載開始---
《番外編》 サルトリイバラの実
 サルトリイバラの実に付いては過去に、既に2回取り上げ4月6日のブログに載せた。気になる実なので再度取り上げる。
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           (黄色に色付いたサルトリイバラの実  10月16日撮影)

 そろそろ赤くなっているかな?と昨日、見に行ったら腐って茶色化してしまっていた。草叢の中で日も十分当たっていなかった為だろうか。
 仕方ないので他の場所のサルトリイバラを覗く事とした。こちらの方は実が少なく、実の大きさも少し小さい。
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                (サルトリイバラの実-A  10月25日撮影)
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               (サルトリイバラの実-Aの接写  10月25日撮影)
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                (サルトリイバラの実-B  10月25日撮影)
         ---2007年10月26日のブログより転載終了---
         ---2007年11月7日のブログより転載開始---
《番外編》 サルトリイバラのリース
 今回の草刈で尾根道の藪化した所が切り開かれて広くなり、歩き易くなった。実はここにはオケラやコウヤボウキが沢山生えていた所なので残念では有るが、ウォーカーの為には我慢せざるを得ない。
 切られた潅木が放置されていたが、その潅木に絡んでいるサルトリイバラが綺麗な赤い実を沢山付けていた。葉は多少萎んできているが赤い実が綺麗なのでリースを作ることとした。蔓を切るナイフも縛る紐も無い。蔓を手で折って切り取り、蔓同志をグルグル巻きつけてリング状にしたのだが、蔓の棘の痛いこと、痛いこと。名前の由来通り、猿を引っ掛けるには十分かも知れない。
 指から血を出しながら作ったサルトリイバラのリースが次の画像だ。
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                   (サルトリイバラのリース)

 サルトリイバラの蔓はもう少し有ったので、軍手とナイフと針金が有れば、もう少し見栄え良く出来たのだが・・・。
         ---2007年11月7日のブログより転載終了---

<サルトリイバラ(猿捕茨)>
  ユリ科、シオデ属
  名前の由来:枝には鋭いトゲがありサルが引っかかってしまうという意味

<特徴>
  4~5月頃薄黄色の集団花を咲かせる
  日当たりの良い山地に生え木等に巻きつく、つる性落葉木
  雌雄異株
  ゆり科に似合わない地味な花だ
  葉は水々しい光沢のある緑色で大きいものは15センチ位になる 
  秋には1~2センチ大の赤い実が鈴生りとなり美しい

《番外編》 ヤマツツジとクルメツツジの開花
 桜の花も散り始めたが、ヤマツツジガやクルメツツジが咲き始めた。
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            (開花したヤマツツジ)
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            (本格的に開花したクルメツツジ)

 クルメツツジの開花に付いては1月16日に既に綴った。
http://dekowalker.at.webry.info/200701/article_16.html
クルメツツジは1月から少しづつ咲いて来たが、ここに来て本格的に開花し始めた。今までは助走期間だった様だ。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は10,509歩。今週の累計歩数は52,799歩/5日。  

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この記事へのコメント

信徳
2007年04月06日 19:46
 接写すると思いの外綺麗に撮れるものですね。腕が良いのかな?
2007年04月06日 19:52
こんばんは。いつも私共夫婦が素敵な写真を楽しみに拝見しています。よろしく。
2007年04月06日 23:07
こんばんは。昨日は雀で今日は猿で、植物の界も字面だけが動物並で面白いですよね。
このサルトリイバラは「かから」とも呼ばれて、九州の方では、「カカランダンゴ」の葉として使われているのですよ。私もこちらで、この葉を見つけて団子を作っていました。サンキライ(山帰来)の別名があり、昔姥捨て山に捨てられたご老人が、この葉?を食べると元気になって、山から帰って来たと言うことでこのサンキライが付いたと記憶しています。何かの薬効があったようです。(この頃ボケ進行でうろ覚えですが。。)葉は余り大きくならず、このままの感じですよね。たしか秋に実が出来てクリスマスリースにされたりでしたが。棘が鋭く、猿さんだけでなくホモ・サピエンスさんにも要注意ですね。
山ツツジは落葉でしょうか?クルメツツジは葉が常緑ですね。花が赤紫でこの時期、三つ葉、ゲンカイツツジに似ますね。
2007年04月06日 23:30
田舎で子供のころ山裾で痛い思いをしたことがある植物と良く似ているように思いますが、名前は初めて聞くものでとても面白い名前ですね、柏餅にしてある記憶は有りませんけど、確か10センチくらいの葉が付いていたと思います。
plysima
2007年04月07日 00:45
サルトリイバラ、どんな植物だろう? と思いましたが、サンキライ、クリスマスリース、と聞いてピンときました。よく12月になるとリースにして飾ってあるあの赤い実のことですね。また赤い実の頃にも写真載せてくださーい。
デコウォーカ
2007年04月07日 06:19
信徳さん、お早うございます。
確かに、サルトリイバラの花は実物を見てもあまり綺麗とは思いませんが、接写の画像では綺麗に見えますね。腕前ではなくデジカメの性能の為ですね(笑)。
デコウォーカ
2007年04月07日 06:26
羽島のすーさん、お早うございます。
岐阜県は静岡県に近いのですが岐阜県の事は良く知っていません。ブログを通して色々勉強させて貰って、こちらこそお世話になっております。
私の拙いブログを見ていただき有難うございます。しかも奥様まで見ていただいていたとは、重ね重ね有難うございます。これからも宜しくお願い致します。
デコウォーカ
2007年04月07日 07:03
一花さん、お早うございます。
そうですね、意外と動物の名前が多いですね。私のブログのトップに戻って、昨日以前のタイトルを見たらサルトリイバラ、スズメノヤリ、ヘビイチゴ、カラスノエンドウ、オオイヌノフグリと有りました!
サルトリイバラの別名の山帰来の意味が解らなかったのですが、やっと解りました。カカランダンゴ、クリスマスリースの話も含め有難うございました。意外と活用されているイバラですね。猿やホモサピエンスに嫌われ者かと思っていましたが。
ヤマツツジは落葉でクルメツツジは常緑です。クルメツツジには色違いが多く有ります。私の昨年の4月28日のブログ(http://dekowalker.at.webry.info/200604/article_30.html)を見て戴ければと、思います。
デコウォーカ
2007年04月07日 07:07
一花さん、追伸です。
4月4日のヒメスミレの情報有難うございました。昨夜、訂正してブログアップし直しました。これからも宜しくお願い致します。
デコウォーカ
2007年04月07日 07:16
OSAMIさん、お早うございます。
この棘は意外とシッカリしていて、チョッと触っただけで痛いです。多分、昔出会っていると思います。葉の大きさは未だ10cmまでは無かったと思いますが、これからもっと大きくなると思っています。
上の一花さんへのコメントにも書きましたが4月4日のブログを訂正し直しました。その後、返事のコメントも書き込みました。ご迷惑をお掛けしました事を、お詫び申し上げます。
デコウォーカ
2007年04月07日 07:24
plysimaさん、お早うございます。
サンキライ、クリスマスリース共にご存知でしたか。あの痛い思いをさせられたイバラがこんなに有名とは(活用されていた)知りませんでした。秋にはシッカリと赤い実の画像を撮りたいと思っています。ただ、心配なのは、草が伸びると登山道確保の為に草刈がおこなわれる事です。赤い実が出来る前に刈り取られなければ良いのですが・・・。
2007年04月07日 09:12
サルトリイバラ、懐かしいです。子供の頃はこの葉をバラノハと呼んでいました。お饅頭の下の経木の代用としていました。サルトリイバラの花が咲き、小さな実が付いていますね。この実が赤くなるとリースなどにして綺麗ですね。ツツジの花も色取り取りで綺麗に咲き始めましたね。
寅太
2007年04月07日 14:40
サルトリイバラは初めてかと思いましたら、4枚目の写真で思い出しました。でも名前は知りません。人間が引っ掛かるくらいですから、猿も当然引っ掛かるでしょう。
デコウォーカ
2007年04月07日 20:40
杏さん、今晩は。
杏さんもこの花をご存知だったんですね。子供の時から親しんでいたわけですね。雌花に付いている小さな実がどの様に成長するのか観察して行く積もりです。リースが作れると良いのですが。
デコウォーカ
2007年04月07日 20:44
寅太さん、今晩は。
寅太さんもご存知だったんですね。私は初めてでした。今日も香貫山の他の場所でも見つけました。秋を楽しみにして赤い実を探します。勿論、秋には棘に引っかからない様に気をつけますが。

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