香貫山の植物  オヤブジラミ (番外編 サンゴカク)    

 香貫山の登山道脇のやや湿った所に葉が人参に似ている草が急成長してきて、最近はその天辺に小さな白い花を咲せ始めた。調べるとオヤブジラミ(雄藪虱)だった。
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               (オヤブジラミ)

 花が小さい為、デジカメでの接写撮影がなかなか上手に撮れない。次の画像以上には拡大出来ない。
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             (枝先に付く複散形花序)
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      (複散形花序の内の一花序  2回クリックで拡大して見て下さい)

 花は縁が紫色を帯びている。オヤブジラミに似ていて初夏に咲くヤブジラミがある様だが、このヤブジラミの花は紫色を帯びないと言う。オヤブジラミは実も紫色が付くと言うのでこの先に実も観察する事とする。

          ---2007年5月18日のブログより転載開始---
 
《番外編》 オヤブジラミの実

 オヤブジラミに付いては4月30日に綴った。その後のオヤブジラミを覗いてみたら、既に実が成長していた。前回、「オヤブジラミは実も紫色が付くと言う」と綴ったが、その通り綺麗に紫色でお化粧している。虱の名前にふさわしくない。
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             (オヤブジラミの実)

          ---2007年5月18日のブログより転載終了---

 名前の由来はオヤブジラミもヤブジラミと同様に、棘の先が鈎状に曲がっている果実が虱のように体につく為だと言う。所謂、ひっつき虫だ。花の下部(子房?)を見ると毛がモジャモジャ生えていて、既にひっつき虫の原型が見られる。
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           (花の下にひっつき虫の原型が見える)

 資料で見ると、このひっつき虫は1cm位のピーナッツ形をしていて、全体が棘に覆われている。昔、子供の頃に仲間の服に投げつけて遊んだあのオオオナモミの実に似ている。今、多少湿った所にはこのオヤブジラミが群生している。
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    (オヤブジラミの群生  後ろの黄色の花はオニタビラコ)

 この群生している草に、ひっつき虫が生ったら、この近くを通れない。注意しよう。

<オヤブジラミ(雄藪虱)>
  セリ科、ヤブジラミ属
  名前の由来:棘の先が鈎状に曲がった果実が虱のように体につく

<特徴>
  道端や草原に生える2年草
  葉 茎に細かい毛が生える 
  葉は2~3回羽状に複雑に切れ込む
  高さ70cm
  良く似ているヤブジラミ(括弧内)との差異
    春に咲く(初夏)
    葉や花や果実が紫味を帯びる(帯びない)
    花や果実は疎に付く(密に付く)

《番外編》 その後のサンゴカク(珊瑚閣)

 サンゴカクに付いては最初、1月21日のブログ「西箱根山麓ウォーキング その2」で綴り、2回目を3月24日のブログの番外編で綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200703/article_25.html
昨日、その後の状況を見る為に再度立ち寄ってみた。葉が大分伸びてしまって遅かった様だ。
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        (モミジ葉がフサフサ伸びて赤い枝が見えない)
 近づいて枝を覗き込むと赤い枝がシッカリと見えた。
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        (サンゴカクの赤い枝は、あのままの色で残っていた)

 一応、2回目に見た細い枝にはあの赤い色が残っていたが、最初に見たあの素晴らしい赤い枝(今日の一番最後の画像)にみどりの葉が出始めたところを見たかった。

     ----以下に2回目の記述を転載しておくーーーー

その後のサンゴカク(珊瑚閣)

 サンゴカクに付いては1月21日のブログ「西箱根山麓ウォーキング その2」(http://dekowalker.at.webry.info/200701/article_21.html)で綴った。イロハモミジの1種で枝が真っ赤になっていた木だ。そのブログの中で、「新緑の時期にも枝は赤色しているのでそのコントラストが綺麗だとある。是非、新緑の頃に見てみたいものだ。」と記した。香貫山のモミジもそろそろ葉が出てきたので、そろそろその後の様子を見に行く必要があると感じていた。
 今日は昼頃から雨になる天気予報だったので、雨に降られても良いとの覚悟でこのサンゴカクのその後の状況を確かめに行く事とした。現場に着くと???
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             (上部をバッサリと選定されたサンゴカク)

 比較の為に前回の画像を転載すると
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          (前回1月21日のサンゴカク)

 赤く伸びた枝がほぼ切られてしまっている。しかし、まだ赤い枝が少しは残っているのでこの先で再確認する事としよう。
 それにしても葉はまだまだ出そうにもない。何時頃確認すれば良いのかな? 
     ーーーーーーー転載終了ーーーーーーー

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は7、724歩。

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この記事へのコメント

2007年04月30日 21:30
衣類にくっ付いて取るのに苦労する種はいろいろあると思いますが、これも嫌がられる種なんですね、拡大画像でみると色も付いていて可愛い花ですが、ひっつき虫は辞退したいという思いが強いですね。
2007年04月30日 22:52
こんばんは。オヤブジラミって何の事かと漢字で見ましたら、「雄藪虱」なんですね。それに対して、メヤブジラミ(雌藪虱)があるのかと思ったら、普通のヤブジラミなんですね。虱って付いた事がないので知らないですが、髪の毛に卵のようなものが付くのですね。
ヒッツキムシのオオオナモミの実は知っていますが、それに似てひっつき虫なんですね。藪には色々くっつきたがるものがいて、要注意ですね。
「サンゴカク」は、あっという間に若葉が出て残念でしたね。普通の紅葉の枝先も赤くなるものがあるようで、うちのものも見たら少し赤いでしたよ。今もう、葉が凄いことで剪定しています~。
寅太
2007年05月01日 13:56
オヤブジラミもあまり見た記憶がありません。
先日もコウゾの花は初めてとコメントしたら、その3日後に近くの多摩丘陵に自生しているのに出会いました。バッチリ雄花と雌花の観察もできました。
オヤブジラミもそのうちに出会うことでしょう。
デコウォーカ
2007年05月01日 19:50
OSAMIさん、今晩は。
時々、夢中になって写真を撮っていてブッシュの中へ入り込むとこのひっつき虫にやられる。後でこれを取り除くのに苦労します。注意が肝心ですね。
デコウォーカ
2007年05月01日 19:58
一花さん、今晩は。
今は虱が出たとは聞きませんね。昔は女の子がこれに苦労していた事を思い出しました。男の子はクリクリ坊主だったので苦労せずに済んだが。山野ではヤブは色々とヤバイです。藪は突っつかないように注意しています。紅葉の葉は伸びるスピードが早いですね。あっと言う間に時期を失してしまいました。
デコウォーカ
2007年05月01日 20:02
寅太さん、今晩は。
コウゾに出会えましたか。雄花、雌花両方共に写真が撮れて良かったですね。オヤブジラミは半日陰で多少ジメジメしたような所に生えていると思います。香貫山は虱だらけです(笑)。
2007年05月02日 00:20
オヤブジラミ、小さな小さな花ですね。
拡大しましたら花の下に小さなひっつき虫が見えました。
衣類などに付いたら大変ですね。
サンゴカクの枝は綺麗なサンゴ色ですね。若葉もグングン大きくなってアッと言う間にサンゴカクの枝が覆われてしまいましたね。
緑の若葉の間から赤いサンゴカクの枝が見えましたが、綺麗ですね。
デコウォーカ
2007年05月02日 07:09
杏さん、お早うございます。
オヤブジラミは草丈は大きいですが花はとても小さいです。ひっつき虫の原型が見えたと思いますが、これの完成品もまたブログアップの予定です。あまり綺麗なものでは有りませんが。サンゴカクはもっと太い枝が残っていてくれれば良かったのですがバッサリと切られてしまって残念でした。

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