香貫山の植物  カマツカ (番外編 フジの開花)    

 香貫山の尾根道を歩いていると目の前に白い花を咲かせた木が目に入った。コデマリに似た白い花を咲かせている。カマツカ(鎌柄)だ。
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            (コデマリに似たカマツカの花)

 花弁は5枚で丸く、蕾もまん丸だ。
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          (オシベは20本と多い)

 オシベの色は最初は白色からやがて黒くなる、と資料に有る。上の写真では白っぽい黄色で次の写真では茶色に変化している。
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          (メシベの柱頭は3つに分かれている)

 メシベやオシベの様子を見やすくする為、画素数の多い画像を以下に載せますので、2回クリックして見て下さい。
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    (3つに分かれたメシベや20本のオシベが判別出来ますか?)      

 材が弾力があり折れ難いと資料にあるが、細い枝を真横に伸ばしている様は柔らかいとは思えない。
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          (横にピンと枝を伸ばしている)

 別名の「ウシコロシ」は枝が柔軟なので牛の鼻輪に用いられたと、資料に有る。材の柔らかさを確かめる為に、上の写真の枝で牛の「鼻輪」を作るのは葉や花があり無理なので直径30cm程の「花輪」を作ってみた。
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          (枝は折れずに花輪が出来た)

 花輪では折れなかったので、枝を折ろうとしたが撓って折れなかった。間違いなく、この材は柔らかい。

        ---2007年10月22日のブログより転載開始---
《番外編》 カマツカの実
 カマツカに付いては4月27日に綴っている。今回はその実に付いて綴る。

<カマツカの実>
 カマツカの実も熟すと赤くなるが、10月3日にカマツカの木を覗いた時はまだ実は緑色だった。頂部には萼片が残っている。
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                     (カマツカの実  10月3日)

 今日、改めて訪れたら赤色に熟していた。
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                     (カマツカの実  10月22日)

 赤く熟した実は食べられるが,あまり味がなく美味しくはない と資料に有る。そのままにしておいたが、果たして鳥が食べるだろうか? 
        ---2007年10月22日のブログより転載終了---

        ---2007年12月19日のブログより転載開始---
<カマツカの紅葉>
 カマツカに付いては4月27日に綴った。赤い実に付いては10月22日に綴り、その記事を4月27日に転載してある。今日は、カマツカの紅葉の模様を以下に綴る。
 カマツカの葉は赤味を帯びた茶色に紅葉した。木の葉全てが一斉に紅葉していたので、なかなか見事であった。
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                       (カマツカの紅葉  12月8日撮影)

 紅葉の中に赤い実もシッカリと残っていた。
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                (カマツカの紅葉と赤い実  12月8日撮影)

 10月22日に実を綴った際「赤く熟した実は食べられるが,あまり味がなく美味しくはない と資料に有る。そのままにしておいたが、果たして鳥が食べるだろうか?」と綴ったが、今回の実の残り方を見ると、未だ鳥に食べられていない様だ。
        ---2007年12月19日のブログより転載終了---
        ---2008年1月10日のブログより転載開始---
《番外編》 カマツカの実
 カマツカの実に付いては4月27日に綴った。最後は紅葉の中での赤い実の姿であった。今日は、落葉後の赤い実の姿を以下に載せる。
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          (落葉後のカマツカの赤い実  12月23日撮影)

 赤い実が大分減った様だが裸木の中で赤い実が鮮やかだ。
        ---2008年1月10日のブログより転載終了---

<カマツカ(鎌柄)>
  バラ科、カマツカ属
  別名:ウシコロシ
  名前の由来:
    材が弾力がありで折れにくいことから,鎌などの柄に用いられた。
    別名の「ウシコロシ」は枝が柔軟なので牛の鼻輪に用いられた。

<特徴>
  落葉低木
  4~5月にコデマリに似た白い花を咲かせる
  花の直径は10~13mmで花弁は5枚で丸く、蕾もまん丸
  おしべは20本あり、葯は最初は白いがやがて黒くなる
  めしべの柱頭は3つに分かれる
  秋には小さい8mm大の赤い実がなりすこし甘い
  秋には紅葉する
  樹高5mまで

《番外編》 フジの開花

 香貫山でもフジの花が開花してきた。
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             (香陸台横の谷斜面の藤の花)

 香貫山のフジに付いては昨年の5月4日(http://dekowalker.at.webry.info/200605/article_5.html)に綴っているので、今年はここでフジの開花情報のみを記す事とする。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は11,331歩、今週の累計歩数は36,441歩/5日。

この記事へのコメント

2007年04月27日 23:21
こんばんは。今日の花は園芸種みたいな、随分パッチリとした美しい花ですね。オシベが20本とメシベの柱頭の3つに分かれている様子が、よ~く分かりましたよ。そしてオシベが色変りして、変わり身の早いこと。
これは山で人目に触れずに咲いているのが、もったいないような花ですね。何かに似ると思っていたら、サンザシとか苺などですね。そして今日OSAMIさん宅で見せて戴いた、ナナカマドの花にも似て、同じバラ科なんですね。鎌の柄、牛の鼻輪などに利用されて、枝が折れないほど柔軟だったのですね。今日の画像はインパクトがありますので、「カマツカ」は、しっかりと覚えられるようです。本にはケ(毛)カマツカと言うのもあるようですね。
家で育てる藤と違って、山藤は伸び伸びと見事ですね。
多少のお怪我は慣れてらっしゃいますか?今日はすべって尻餅をつかれて、それはそれは注意が必要ですよ~~ね。まだまだお若いから大丈夫でしたね。お勉強熱心でらっしゃいますけど、雨上がりの坂などは危ないですよ~。
寅太
2007年04月28日 12:34
鎌の柄にしたからカマツカですか。
鎌の柄は見てますが、花は初めて見たような気がします。
昨日、ユキモチソウのことを書きましたが、三重、奈良、静岡などにしか生えてないとのことで調べたら、どうも仲間のミミガタテンナンショウと思われます。
早とちりで似た植物にはいつも苦しめられます。
デコウォーカ
2007年04月28日 19:14
一花さん、今晩は。
カマツカの花はまん丸の目で長いまつげが可愛いですね。山の中でヒッソリとしかも枝の上ですから人に殆ど見られないで咲いています。こんな美形をもったいないですね。昔、牛に鼻輪が付いていた事は知っていますがカマツカで作られているとは知りませんでした。上ばかり見ていないで下もチャンと見て歩くようにする事が昨日の反省です。
デコウォーカ
2007年04月28日 19:20
寅太さん、今晩は。
カマツカは人里ではあまり見ない木の様に思います。
植物名を判定するのは素人には難問です。似ている植物は絶望感が漂いますね。私もしょっちゅう間違えています。仕事でなく趣味の範疇ですから許して貰いましょう。
2007年04月28日 23:51
アップで見ると花弁や雄しべなどが綺麗に揃っていてなかなか可愛い花ですね、強靭な材質というのも普通の木と何が違うのでしょうね。
デコウォーカ
2007年04月29日 07:00
OSAMIさん、お早うございます。
山の中でヒッソリと咲かせて置くだけではもったいない花です。昔は鎌の柄とか牛の鼻輪に使うのでもっと人里に近い所に植えられていたと思いますが、現在では利用価値がなく山中のみになってしまったのかな?と勝手に推測しています。この木の強靭な材質の原因は良く解りませんが、折ろうとした時の感触を思い起こすと、やはり樹皮の繊維が強靭なのかな?と思います。

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