香貫山の植物  サンショウ (番外編 コウゾ)     

 香貫山の登山道の山側の少し高い所に料理に使われるサンショウ(山椒)の葉が見える。互生の奇数羽状複葉で綺麗な葉だ。
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        (斜面から登山道にせり出したサンショウの木)

 何やら黄色い花らしき物が見える。枝を下げて写真を撮った。
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        (新芽の先に円錐花序を伸ばし花を咲かせている)

 凄い尖った棘があり、枝を引き寄せる時に指を怪我してしまった。
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          (葉腋に棘と花柄が集まっている)

 資料を見るとサンショウは雌雄異株とある。今回見つけた木は雄株だった。
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            (雄花のメシベは5本)
  
 アチコチ探したが雌株がなかなか見つからなかったが、今日やっと見つけた。雄株と同様に登山道の山側斜面に生えていた。棘に注意しながら枝をたぐり寄せて写真を撮った。
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            (雌花は子ウサギの様だ)

 ネットでアチコチ調べたら、やっと雌花の記述を見つけた「緑色の五がく片花をつける。子房が2分しているので果実も2個1組みで、中に黒い種子がある」。ウサギの耳みたいなものが柱頭で丸い2つの玉状のものは子房なのだ。秋にはこれが黒い種になるのだろう。

        ---2007年10月16日のブログより転載開始---
《番外編》 サンショウの実
 サンショウの実は熟すと真っ赤になる。
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                 (真っ赤になったサンショウの実)

 実が裂けて黒光りした種子が出る。イヌザンショウやカラスザンショウは3個の分果に分れ、それぞれの分果から1個の種子が出るが、サンショウは2個の分果に分かれそれぞれから1個の種子が出る。
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               (赤い果皮と黒い種子が綺麗なサンショウの実)

 赤い果皮には,すごい刺激がある。くぼみが腺点である。このまま食べるとしばらく口の中がしびれて感覚がなくなるほど…とにかくスゴイ!と資料にあるのでチャレンジしてみた。
 ほんの少し、ゴマ粒半分位のかけらを口に入れたら、サンショウの匂いがプンと来て暫くするとかなり強力な痺れが襲ってきた。資料に偽りは無かった。
        ---2007年10月16日のブログより転載終了---

<サンショウ(山椒)>
  ミカン科、サンショウ属
  別名:ハジカミ

<特徴>
  落葉低木、雌雄異株
  4~5月に新芽の先に円錐花序を伸ばし花を咲かせる
  9月の中頃,実が赤く色づき、はじけて中の黒い種が見える
  葉は奇数羽状複葉で互生
  葉の基部には,とげが対生する
  葉の表面には,腺点があり,葉をもんだりたたいたりすれば強い芳香がある
  葉を使うだけでなく実は香辛料に使われる
  幹は固くて香りがよいので,最高級の「すりこぎ」に使われる

《番外編》 コウゾ
 今日、サンショウの雌株を探していたら、昨日綴ったコウゾの木を別の所で見つけた。赤い毛玉を一杯付けている。
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            (雌花を沢山付けたコウゾの木)

 雄花を一生懸命捜したが見つからない。
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   (2回クリックで拡大して雄花を捜して下さい  バックは沼津市街地)

 コウゾは雌雄異株か雌雄同株と昨日綴ったが、どうやらこの木は雌雄異株の雌株の様だ。

 更に別の場所で、雌雄同株のコウゾの木を見つけた。この画像の方が昨日の画像より分かり易いので以下に載せる。昨日の木は雄花が多かったが、この木は雄花よりも雌花の方が多い。(バックが明るいのでシルエット状になってしまった。)
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          (雌雄同株のコウゾの木  バックは沼津市街地)

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は7、328歩、今週の累計歩数は25,110歩/4日。

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この記事へのコメント

2007年04月26日 23:02
こんばんは。サンショウは食いしん坊ですので、我が家も1本植えてあります。今毎日、葉のお世話になっていて、もうすぐ丸坊主?となるやも知れません。そして黄色い花に気がついて、写真も撮ったのですよ。ボケていました。これは雌雄異株だったのですね~。うちののは雄株でしたよ。
今見ている本では、「雌雄異株、花弁はなく、萼片は5個、雄花の雄しべは5個、雌花の子房は2個・・。」とのみで、雄花と実が載っていて雌花が載っていませんよ。貴重な雌花を見せて頂きました。これが小粒でもぴりりと辛い実になるのですね。これはミカン科だったのですね。他にフユザンショウ、イヌザンショウ、カラスザンショウまであるのですね。(犬も烏も~)
今日はまた、コウゾの雌雄異株の雌株を見つけられたのですね。2回クリックして探しましたよ。そして、また他の雌雄同株もあったのですね。何でも揃っている山で、植物研究には最高の山のようです~。牧野博士も
ビックリ~でしょうか?棘に刺されながらの貴重な画像、見せて戴いて有うございます~。お怪我大丈夫でしたか?
信徳
2007年04月27日 06:54
 刺など何のその、軍手をはめて山椒の新芽をかき集め、煮込んで佃煮にすると何と量の少なくなる事か。そのピリッと一味違う味覚に誘われて春の山へ山椒狩り幾らとっても翌年出てくる山椒に感謝感謝。
寅太
2007年04月27日 15:09
2回クリックで探しています。右の方にあるような気がします。
コウゾの花は初めてです。雄と雌の花がこんなに違うのも珍しいですね。
私はユキモチソウの雄株と雌株を追いかけていました。
2007年04月27日 16:01
田舎にいるとき何本かある山椒はどれも実を付けていたように記憶していて、樹が雌雄異株だなどとはまったく想像していませんでした。この山で雌株が少ないとなると花粉はどうなるのか少し心配ですね。
デコウォーカ
2007年04月27日 19:51
一花さん、今晩は。
料理の達人さんにはサンショウの葉は欠かせない食材ですね。自家調達ならば必要の時に新鮮な香の良い葉が取れますね。サンショウの雌株も植えるとサンショウの実も自家調達出来ますが・・・?サンショウの花の情報有難うございます。ネットで色々調べましたが雄花ばかりで、雌花の画像が殆ど無かったです。有ったのはウサギの耳らしき物がかすかに写っている画像だけでした。もう少し雌花が沢山付いていれば更に良かったのですが・・・。カラスザンショウは香貫山でも見ていますが、フユやイヌは?です。
面白いものですね。今日も又、別の場所でコウゾの木を見つけました。これは雌雄同株でしたが。一度、木の雰囲気(姿)や花を理解すると今まで気が付かなかった所に有る木を簡単に見つけられます。不思議です。牧野博士から見れば香貫山は植物研究(?)の入門編でしょうか?
多少の怪我は慣れています。今日はすべって尻餅をつきました(笑)。しかし、これは注意が必要ですね。
デコウォーカ
2007年04月27日 19:57
信徳さん、今晩は。
山椒の佃煮が有るのですか!知りませんでした。香貫山にも軍手をはめて新芽を取る人がいるのかな?それで手が届く所の山椒の木は無くなって、斜面の上の手の届かない所にしか生えていないのかな(笑)?
デコウォーカ
2007年04月27日 20:02
寅太さん、今晩は。
雄花が右の方に有りましたか?無いと思っているからか、私には見当りませんが・・・。又、見てみます。是非、ユキモチソウの雄株と雌株をブログで見せて下さい。香貫山には無いと思います。楽しみにしています。
デコウォーカ
2007年04月27日 20:07
OSAMIさん、今晩は。
自然界はチャンとバランスしていますので、多分斜面のもっと上の方には雌株がゴロゴロ生えているのではないかな?と思っています。
2007年04月27日 20:12
山椒の葉、香りが良いですね。
こちらでも、山椒の花が咲き始めています。黄色い花でしたので雄花だったのですね。今まで知りませんでした。以前、母が「山椒の実が赤くて綺麗」と話していましたが、山椒の木には、全部に実が付くと思っていました。雌花は、小さなウサギの耳の様なのですね。山椒の木は棘が凄いですね。鋭い棘は痛いですね。お気をつけてください。
コウゾの雄花ですが、2回クリックして探しています。下から2枚目は雄花が解りました。
デコウォーカ
2007年04月27日 20:58
杏さん、今晩は。
赤い実が生った木は間違いなく雌株ですね。雌株が受粉する為には近くに雄株が無いとダメですから、近くには雄株が絶対有るはずです。是非、確かめて下さい。
コウゾの写真の件ですが、一番下と下から2枚目の写真は同じ木です。この木には雄花も雌花も有ります。下から3枚目には雄花が無いと思います。面倒な事を言ってスミマセンでした。

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