香貫山の植物  ニワトコ      

 今日は香貫山の谷側の斜面に生えているニワトコを綴る。

<ニワトコの花>
 登山道を歩きながら谷側を覗くと新緑らしい葉を付け、枝の一番先っぽに白い泡状の房が飛び出している植物がある。この時期に、こんなに長く伸びた新緑の葉を付けた植物は何だろうか?
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           (新緑の葉が大きく伸びている木は何かな?)
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           (白く飛び出ている泡状の房は花かな?)

 帰宅して調べたら、葉の形や泡状のものから見てニワトコらしい。ニワトコは落葉樹なのでみずみずしい緑の葉は、やはり今年出た新緑の葉だ。泡状の房はクリーム色の小さな花をたくさん咲かせている花序だ。
 ズームで撮った上の写真では花の細かい所が解らない。もっと近づく必要がある。またまた、例の三脚とタイマーを使って撮影することとした。
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         (ニワトコの泡状の花の接写   2回クリックで拡大出来ます)

 ニワトコの花は、花冠は5裂し直径3~5mm、薄い黄緑色でわずかに紫色に縁取られる。雌しべは紫色で柱頭は短く、先端は3つに分かれている。雄しべは5本。と資料にある。上の写真は2回クリックで拡大出来ます。拡大して見ると、花弁がわずかに紫色に縁取られている点を除けば、何とか確認できる。もっと近づいて撮影したいが三脚とタイマーでは限界だ。

 資料によると、果実は5月の終わり頃には熟し始め、赤く熟して美しい。熟し始めた頃は赤いものと緑色のものが混ざっており、6月の中頃には大半が無くなっている。開花から1ヶ月という短期間で散布していることになる、とある。
 葉の伸びるのも早いし、実のなるのも早い様だ。随分早生の植物だ。これから注意して観察する事とする。

          ーーー2007年4月3日のブログより転載開始ーーー
《番外編》 ニワトコ(その2)
 ニワトコに付いては3月19日に綴った。
 その後、別の場所でもニワトコを見つけた。ここは腕を伸ばせば届く所に花が有ったので、例の三脚とタイマを使わずに撮影出来たので暫く花の撮影を継続してきた。その花の変化を以下に綴る。
 ニワトコの蕾は綺麗な赤紫色をしている。
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             (ニワトコの蕾)

 従って開花直後は花弁の縁は薄い赤紫色をしている。前回はこの花弁がわずかに紫色に縁取られている点が解らなかったが、今回の画像でそれがはっきりと認識できた。
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         (開花直後は花の縁は薄い赤紫色をしている)

 更に日が経つと赤紫の縁取りは消える。
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         (開花が進むと赤紫の縁取りは消える)

 そして花弁が落ちた後には、もう小さな実が生っている。
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         (早くも小さな実が出来てきた)

 前回のブログの中で、「ニワトコは葉の伸びるのも早いし、実のなるのも早い様だ。随分早生の植物だ。これから注意して観察する事とする。」と言ったが、その通りの様だ。
       ーーー2007年4月3日のブログより転載終了ーーー

<ニワトコの実>

       ---2007年6月3日のブログより転載開始---
《番外編》 ニワトコの実
 ニワトコに付いては3月19日に綴った。
その中で「資料によると、果実は5月の終わり頃には熟し始め、赤く熟して美しい。熟し始めた頃は赤いものと緑色のものが混ざっており、6月の中頃には大半が無くなっている。開花から1ヶ月という短期間で散布していることになる、とある。」 と綴った。5月29日に別の場所のニワトコを覗いたら、既に赤い実が付いていた。
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              (赤い実が付いたニワトコ)

 もう少し拡大して撮影する。
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               (上の画像の拡大)

 もう少し経ったらもっと綺麗になるかと期待していたのだが、昨日覗いたら綺麗さっぱりと赤い実が無くなっていた。前回ニワトコに付いて「葉の伸びるのも早いし、実のなるのも早い様だ。随分早生の植物だ。」と綴ったが、本当にその通りで、更に実の無くなるのまでも早く一瞬で無くなってしまった。29日に撮影しておいて良かった。
 以上を3月19日のブログに転載しておく事とする。
       ---2007年6月3日のブログより転載終了---

<ニワトコ(接骨木)>
  スイカズラ科、ニワトコ属

<特徴>
  日当たりの良い山地に生える
  4~5月に咲く
  花は泡状で穂の長さ5~10cm位
  夏には赤い実をつける
  新芽は力強く緑が美しい 
  葉は奇数羽状複葉で対生
  樹高3mまでの落葉低木

 今日は所用でウォーキングは中止。

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この記事へのコメント

2007年03月19日 20:02
この木はハイキンクなどに行った時に見たことが有りますが、花のことは良く分からないままでした、ご苦労された3枚目の写真で花の事が少しは分かったように思います、有難う御座いました。
信徳
2007年03月19日 22:08
 初めて見た草花です、有難うございました。三枚目の画像は何MEGAPIXELSで撮られているのでしょうか?良く撮れています。
2007年03月20日 00:05
こんばんは。ニワトコって名前や画像で知っているのですが、未だ実物は見た事がないようです。
スイカズラ科ってスイカズラ属やタニウツギ属、ガマズミ属など良く見かけるものが多いのですよね。本に依ると、ニワトコは馴染みの深い樹木とかありますので、若しかしたら見ているかも知れません。庭にも植えられるのですね。アップ画像で見ると独特の花で綺麗です。
またまた撮影会ではご苦労されて、貴重な映像なんですね。
樹形が横広がりで伸び伸びしていますが、早生の植物なんですね。
漢字では「庭常と接骨木」で、枝は小鳥の止まり木に使われ、茎葉と花は生薬で、煎汁は外用薬とありますヨ。
今度しっかりと探して見たいものです~。
一花
2007年03月20日 00:11
書き忘れました、追伸です~。食いしん坊ですので、昨日の新鮮な食材にヨダレでした。色々と随分安いでしたね。
新鮮で美味しい酒の肴となり、お酒も何杯も戴かれたことでしょうね。
花山葵はうちでも今蕾ですが、根の方も欲しいです。
寅太
2007年03月20日 14:56
ニワトコは初めての樹木です。もう新緑の季節に見えますから、かなり早生の品種ですね。夏には赤い実がつくようですから期待しています。
樹木の撮影となると、「三脚とタイマー」から「釣竿とタイマー」に改造が必要ですね。
デコウォーカ
2007年03月20日 17:47
OSAMIさん、今晩は。
私もこの木は見た記憶が有りましたが、花を見たのは初めてでした。カメラで拡大して見たら綺麗なのでビックリしています。もう少し近くで見れれば良いのですが。
デコウォーカ
2007年03月20日 18:19
信徳さん、今晩は。
そちらの山にも有ると思います。春先で他に緑が少ない中で泡状の花序が目立ちます。ご質問の画像は画素数1600×1200=1.92メガピクセルの設定で撮影しました。メモリ使用量は圧縮後で163KBになっていました。これを拡大表示しているはずです。
2007年03月20日 18:31
ニワトコの花は、初めてです。
小さなとても可愛い花ですし、拡大して見ましたら凄く綺麗な花ですね。ニワトコの実は、小さい真っ赤な実だったような気がしますが。
今の時期に花が咲くのですね。
デコウォーカ
2007年03月20日 18:47
一花さん、今晩は。お久し振りですね。
OSAMIさんへのコメントにも書きましたが、私も木を見た記憶は有りますが花は初めてでした。手の届く範囲に花が有れば苦労して撮影しなくて済むのですが・・・。役にたつ木なんですね。現在でも使われているかな?
日曜市の海の幸、山の幸は安いものしか買って来ませんでした。それでも十分美味かったです。一花さんちの花山葵とは、ネットで調べたらユリワサビ(別名ハナワサビ)が有りましたが、この植物ですか?長い根茎は出来ないが全草にワサビの香気と辛味がある、と有りました。
デコウォーカ
2007年03月20日 18:55
寅太さん、今晩は。
他の樹木はやっと若芽が出始めた時に既に大きく成長した若葉を付け、そして花を咲かせているのでビックリですね。先日のヒサカキは常緑樹で、昨年から蕾を付けているので早いのは納得できますが。ニワトコはせっかちなんでしょうね。三脚より長くする為には、釣竿ですか?曲がらない釣竿が欲しいですね(笑)。
デコウォーカ
2007年03月20日 18:58
杏さん、今晩は。
私はニワトコの花は初めてでしたし、実もまだ見た事が有りません。実も早くて、花後1ヶ月ぐらいで生るようなので注意して観察して行こうと考えています。

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